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高校生のお嬢様が起立性調節障害でお悩みのお母さまから、LINEでご質問をいただきました。
ご本人にはすでに返信させていただきましたが、当院では、起立性調節障害や、ストレスを伴う不登校でお悩みの親子さんの来院が多いので、説明を加えたうえで共有いたします。
お世話になります。高校生の娘のことで相談させてください。
高校一年生の娘が起立性調節障害で悩んでおり、学校生活にも支障が出ています。朝起きるのが困難で、立ち上がるとめまいやふらつきを感じることが多く、たまにひどい頭痛を感じることもあるようです。
授業中も集中力が続かないようです。また、学校でのストレスもあるようです。このため、遅刻や欠席が増え、学業への影響も心配しています。このままでは進級も危ういです。
このような状況で、娘の症状の原因や、改善方法について教えていただきたいです。
起立性調節障害の原因には、思春期のホルモンバランスの変化、学校や友人関係のストレスなどが関係していると聞きましたが、娘の場合はどのような要因が考えられるでしょうか。
また、自宅でできることとして、生活リズムを整えることや水分・塩分摂取を心がけることが効果があるとネットで掲載されてましたが、他に効果的な方法はありますでしょうか。とにかく、何とかしたい思いです。
また、整体院での施術や、先生のカウンセリングで、起立性調節障害の症状改善に効果があるのでしょうか。
もし効果が期待できるのであれば、どのような施術なのか、また施術の頻度などについてもお聞かせください。
なるべく分かりやすくお答えします
こんにちは、整体院きなり院長の磊 丈弘です。今回は、10代に多い起立性調節障害について詳しくお話しします。
起立性調節障害は、自律神経のバランスが崩れることで起こる症状です。特に成長期の子どもたちに多く見られ、中学生や高校生でも発症することがあります。
主な症状には、朝起きられない、立ちくらみ、めまい、頭痛、吐き気などがあります。これらの症状は、午前中に特に強く現れる傾向があります。
中高校生の起立性調節障害の主な原因は、ストレスによる自律神経の乱れです。環境の変化や学業のプレッシャーなど、様々なストレス要因が考えられます。自分自身がいじめられていたり、友人がいじめられていたり、担任の先生と合わなかったり、学校で嫌なことがあって、それがきっかけになったり…などです。
また、急激な体の成長も原因の一つです。心臓と脳の距離が開くことで、脳への血流が不足しやすくなります。偏食が原因の場合も意外に多いです。
あと、最近増えているのが、「学校」という空間自体が身体に合わないという場合です。本人は行きたがっていて、友達とも仲が良く、行くと楽しいのに、体調が悪くなるというケースもあります。
起立性調節障害は、中高校生の日常生活に大きな影響を与えます。朝起きられないことで遅刻や欠席が増え、学業に支障をきたす可能性があります。高校生の場合は長期で休むと、進級できなくなる場合もあるという問題もあって、より不安と焦りが出やすくなります。
また、体育の授業や部活動にも参加しづらくなり、友人関係にも影響を及ぼすかもしれません。仲が良かった友人とも少しずつ疎遠になってしまったりする場合もあります。これらの問題が、さらにストレスを増大させる悪循環を生むこともあります。
起立性調節障害の症状改善には、生活リズムを整えることが重要です。少しずつ起床時間を早めていくことから始めましょう。ただ、一気に早く起きようとすると逆効果なので、当院では5〜10分単位で少しずつ少しずつ早めていくよう、指導しております。
でも、あくまで本人が早くおきたい!と本気で思っている場合に限ります。基本的には体調を整えるのが先決なので、それまではゆっくり寝ていいんだよ、とお伝えしています。
基本的には、適度な運動も効果的です。軽いストレッチや散歩から始めて、徐々に運動量を増やしていくのがおすすめです。ただ、これも体調が悪いのに無理に運動をやらせようとしても逆効果になることがあります。じっくり、お子さんの話を聞いてあげて、何が欲しいのか、何が望みなのかを聞き取っていきましょう。
食事面では、バランスの良い食事を心がけましょう。起立性調節障害で来院されるお子さんの、2人に一人は「偏食」です。これも急には改善できないでしょうから、やれることを一つずつ焦らずに取り組んでみてください。特に、朝食を少しでも摂ることが大切です。水分と塩分の摂取も大切です。
当院の施術は、起立性調節障害の症状改善に効果が期待できます。自律神経のバランスを整える施術や、体の歪みを調整する施術、またお子さんによっては心理カウンセリングが有効です。
もちろん、そのお子さんによって、対応はかなり変わってきますので、その子に合わせて柔軟に対応しております。また、親御さんに対しのカウンセリングも必要であれば、おすすめする場合もございます。親御さんがどういった気持ちでどう接するかもとても重要だからです。
起立性調節障害は辛い症状ですが、適切な対策を取ることで改善が期待できます。焦らず、ゆっくりと生活リズムと心身の状態を整えていくことが大切です。ストレスが原因でも体調が原因であっても、じっくり対策を進めていけば、必ずやお子さんも元気になりますからご安心ください。
もし、一度相談してみようかな…と思われましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
起立性調節障害に対する施術方針はこちらのページが参考になります。
当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。