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更年期障害は自律神経と関係がありますか?
更年期障害で、めまいやほてりなどでお悩みの方からご質問いただきました。

ご本人にはすでに直接ご説明させて頂きましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、説明を加えたうえで共有いたします。
更年期障害と自律神経の関連性は?
今日は、更年期障害に関して相談させて下さい。
現在、更年期障害の症状に悩まされており、特にめまいやほてりが気になっています。これらの症状のせいで、日常生活に支障が出ています。本当にしんどいです。
例えば、めまいのせいで一人で外出する時に、人前で倒れたりしないかと不安を感じたり、二日に一回、ほてりで夜眠れなかったりしています。また、肩こりや疲れやすさも感じており、家事をするだけでへとへとに感じています。
そこで、質問させていただきたいのですが、まず更年期障害と自律神経には関係があるのでしょうか。また、これらの症状を軽減するために自宅でできることがあれば教えていただきたいです。例えば、食事や運動など、日常生活で気をつけるべきことはありますでしょうか。
あと、整体院での施術は更年期障害の症状改善に効果があるのでしょうか。
もし効果が期待できるのであれば、どのような施術が行われるのか、また、どのくらいの頻度で通院すればよいのかなど、詳しく教えていただけると助かります。
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
当院からの返信内容

順番にお答えいたしますね
こんにちは、整体院きなり・院長のこいしです。ご質問に関してお答えいたしますね。今回は、多くの方によくいただくご質問の一つでもあります、更年期障害と自律神経の関連性について、私の今までの経験と学んできた知識をふまえてご説明いたします。
更年期障害と自律神経の深い関係
更年期障害と自律神経は、実は密接な関係があります。更年期になると、女性ホルモンの分泌が減少しますが、これが自律神経系にも影響を与えるのです。また、逆も然りで、自律神経の乱れが更年期障害につながったり、更年期障害のような症状を起こす場合もあります。
女性ホルモンの分泌を司る脳の視床下部(生命維持を司っている)は、同時に自律神経のコントロールも行っています。そのため、ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れにもつながるのです。
更年期障害の主な症状
更年期障害の症状は多岐にわたります。ほてりやのぼせ、めまい、肩こり、倦怠感、イライラなどが代表的です。これらの症状は、ホルモンバランスの乱れと自律神経の不調が複雑に絡み合って引き起こされます。
自宅で出来る症状改善のアプローチ
更年期障害の症状を和らげるために、自宅でもできることはあります。まずは、バランスの取れた食事を心がけましょう。特にカルシウムの摂取は重要です。
適度な運動も効果的です。有酸素運動を取り入れることで、心身のバランスを整えることができます。また、自宅でアロマセラピーなどを行うことでリラックスする時間を作るのも良いでしょう。
整体院での施術の効果
整体院での施術も、更年期障害の症状改善に効果が期待できます。頭がい骨の歪みや脳脊髄液の調整、神経を緩める調整など、いくつかの施術やセラピーを組み合わせて行うことで、自律神経のバランスを取り戻すサポートができます。
また、心理的なアプローチも重要です。ストレスマネジメントや心のケアも、症状の軽減に役立てます。
バランスが鍵
更年期を上手に乗り越えるためのキーワードは「バランス」です。まずは、生活リズム、食事、運動、休息のバランスを整えることが大切です。
また、体のバランス、心のバランスを整えることも大切です。更年期は、更新の時期です。
山登りで例えれば、人生の前半に登ってきた山を、今度は人生の後半にかけて下っていくことになります。
登るときと下るときでは体の使い方が違うのと同じで、人生の後半が始まる更年期からは、なるべく無理せず、早めに対処したりケアしたり、睡眠もしっかり取ることも大事です。
ただし、完璧を目指すのではなく、自分のペースで無理なく取り組むことが重要です。今できることから少しずつ始めていきましょう。
更年期は誰もが経験する自然な過程です。症状に悩まされても、適切なケアと対策で快適に過ごすことができます。なので、安心して下さい。是非、自分に合った方法を見つけて、この時期を前向きに乗り越えていってください。
更年期障害のお悩みに関連するページのご案内
更年期障害に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。