「症状」を治して元気になりたい人にお伝えしたいこと②〜決断〜

こんにちは。前回に引き続き、「整体院きなり」に来院された方、皆さんにお伝えしていることを、予習復習として活用できるように、ブログに記しています。今回は二つ目を書かせていただきました。

目標を創ったあとは・・・

前回のブログでは、ささやかで小さくてもいいので、症状が治った後の目標を作りましょう。ということをお伝えいたしました。症状に意識が向くより、治った後のイメージが自然治癒力を発揮しやすくするのに、とても大切だからです。

そして、目標を創った後、どうすればいいのかというと、それは・・「自分は必ず治るんだ！」「症状から絶対に卒業するんだ！」と決めてしまう、です。

もちろん、決めたからと言って、すぐに治るわけではありません。治る保証もありません。

ただ、「私の症状、本当に治るだろうか？」「ずっとこのままだったらどうしよう」とネガティブな気持ちになっているより、「よし、決めた！治っちゃおう！」「卒業するまで諦めない。目標を叶えよう！」と決めちゃった方が自然治癒力は発揮されやすいわけです。

受験や試合の時を思い出してみてください

例えばですが、高校や大学受験、もしくは何かの資格試験を受けるとき、「あー、本当に自分は受かるかだろうか・・」「無理だろうなー。落ちちゃうだろうなー。」と思っている人と・・

「よし、絶対に合格して見せる。そのためにできることは何でもやってみよう。」「受かっている自分を信じてみよう。合格すると決めちゃおう！」と思っている人であれば、後者の人の方が、合格率は高いと思います。

スポーツなどの試合なんかでも同じです。「この試合、負けちゃうかな。もし負けてしまったら、どうしよう・・」と不安に感じて、塞ぎ込んでばかりの人と・・

「実際はどうなるかわからなくても、絶対に勝つ。そう決めてみよう！」と自分の勝利を信じている人だったら、確率としては、後者の方が、勝つ確率は高いはずです。

だから、先に「決めてしまう」ことが、症状を治していく際にも、プラスに働くわけです。

次の日、また不安になってブレてしまったら・・

「昨日、決めてはみたものの、今日になったら、やっぱり不安になるし、ネガティブな気持ちになります。どうすればいいですか？」そんなご質問を頂くことがあります。

答えはシンプルです。「何度も何度も、諦めず、決め直せばいい」ということです。

一回で、はい、もう決断できました！という人の方が少ないです。やっぱり不安だし、心配だし、余計なことを考えちゃうものです。いいんです。そういうものですし、それで大丈夫です。一回で、決めようとせずに、何度も決めればいいんです。

サッカーやバレーボールとかでも、決まらなかったら、何度もシュート打てばいいんです。スパイクを打てばいいんです。何度でも、ネガティブになってもいいから、チャレンジしてみればいいんです。

一度でも「決めた」なら、大丈夫

もし、一度決めた後、不安になっても、ちゃんと一度でも「決めた」ことは、脳は覚えています。

だから大丈夫です。まず、一度決めてみることはとても大切です。決める前に、あれこれ考えてしまう方もいらっしゃいますが、一回、決めてみてください。「絶対に治すんだ」「症状から卒業して目標を叶えるんだ」と。

人生で何かの決断をしたことは、一度ならずとも、必ずたくさんあるはずです。あの服を買おう、とか、あの学校に行こう、とか、この人と付き合ってみよう、とか・・

一度でも決断したことがある人なら、治すことを決断することはたやすいはずです。

目標を創って、決めただけで、半分治ったようなもの

目標を創って、決める。だからと言って、その日は何も変化がないかもしれません。

でも、何も変化がなかったとしても、半分治ったようなものなんですね。植物を育てるのって、種を植えるまでで半分なんです。種さえ植えれば、あとはゆっくり水やりをして、芽が出てくるのを待つのみです。それと同じなんですね。

ここまでできれば、自然治癒力はかなり発揮されやすくなっていますので、もう大丈夫です。きっと、近い将来、症状から無事に卒業し、元気を取り戻し、治った後の目標も達成しているはずです。

言葉で言うのは簡単なんですが、ここまで自分の力でできている人は、ほとんどいませんし、この作業をしてから施術を受けるのと、何もせずにただ施術を受けるのとでは、雲泥の差があります。

なかなかうまく決めることができない場合は・・

もし、自分でやってみて、うまくできなかったり、うまくいく気がしない人は、直接相談してみてください。あなたのお話しをじっくりお聞かせいただき、最善のやり方をお伝えします。

焦らず、ゆっくりと取り組んでみてください。このブログを読んだあなたと、お会いできるのを楽しみにしています。